骨密度とは
骨の中にはカルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラル成分が含まれています。このミネラル成分の量を骨量と言います。
骨密度とは単位面積当たりの骨量のことを言います。
骨量が多ければ骨密度が高く骨が丈夫であり、反対に骨量が少なければ骨密度が低く骨がもろい状態と言えます。
骨そしょう症について
骨粗しょう症とは、骨がもろくなり折れやすい状態になることです。骨がもろい状態ではつまずいて手や肘をついた時や尻もちをついた時、くしゃみをした時などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。骨密度は一般的に、40歳ごろから年齢とともに少しずつ低下していきます。男性の場合は、年齢とともに緩やかに低下していくのに対して、女性の場合は50歳を過ぎた頃から急激に低下します。これは閉経により女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少するためです。そのために骨粗しょう症の80%以上は50歳以上の女性になります。
骨密度測定について
当院ではクリニックで最も普及している、X線撮影によって手の骨塩量を計測するMD法を利用しております。
富士フイルム社の医用画像診断ワークステーション「C@RNACORE(カルナコア)」上で処理することによりその場で結果が確認でき、紙にてお渡しできます。
検査費用の目安
- 3割負担 約420円
- 1割負担 約140円
- 初診料・再診料が別途必要となります。
初診料・再診料はこちらをご覧ください。